いのちのとりで裁判石川訴訟 控訴審結審
2025-02-03

本日、いのちのとりで裁判石川訴訟と富山訴訟控訴審の口頭弁論が名古屋高等裁判所金沢支部で開かれました。控訴人(原告)2名と代理人弁護士1名が意見を述べた後、原告側、国側双方とも主張立証を尽くしたということで、今回をもって弁論終結(結審)となりました。
続いて開かれた富山訴訟の口頭弁論では、全国の訴訟を理論面で牽引する富山弁護団の弁護士2名から、熱のこもった意見が述べられ、石川訴訟と同じく弁論終結となりました。

口頭弁論終了後には、報告集会兼勝訴に向けた決起集会が開催されました。全国各地から応援に駆けつけて下さった支援者や協力者の皆さんとともに、北陸の2訴訟で完全に勝訴して最高裁判所での上告審へと続いていこうとの決意を改めて確認しました。
判決は、2025年6月25日に言い渡されます。提訴から10年以上が経過したこの裁判も、いよいよ大きな節目を迎えます。当ネットワークでは、今後もいのちのとりで裁判の支援を通して、生活保護が真に生存権を保障する制度となることの実現を目指していきます。
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